ドローンを飛行させる場合、必ず事故(墜落や物・人との衝突)の可能性が存在します。
ドローン事故により物や人に損害を与えた場合、「民事」「刑事」「行政」3つの観点より操縦者がその責任を負う事になります。
自動車の運転を想像して頂ければわかりやすいかと思います。
自動車保険(任意)の加入率(対人・対物)は7割を超え、ほとんどのドライバーが何らかの保険に加入しています。
しかし、ドローンの場合はまだ歴史が新しく、自動車保険のように普及しておりません。
まだ数は少ないですが、その一部を紹介いたします。
DJI保険(DJI機限定)
DJI社はドローン許可の「添付資料を一部省ける機体」を展開しており、ドローン業界のパイオニア的存在です。
当保険は、その名のとおり、DJI社のドローンユーザーの為の保険です。
保証事例
- 【対人(身体障害)賠償】
ドローン飛行中、突風にあおられ歩行者に衝突。歩行者がけがをした。
- 【対物(財物損壊)賠償】
ドローン飛行中、操作を誤り自動車に衝突。自動車の修理費他の賠償責任を負ってしまった。
- 【人格権侵害】
ドローンで空撮した動画を動画サイトへアップロード。飛行経路近辺の居宅の一室が写りこんでおり、プライバシー侵害として訴えられた。
※自機の損傷については別途保険制度あり
詳細はDJI保険(ドローン保険)のホームページで御確認下さい。
ドローン保険(東京海上)
動産総合保険に施設賠償責任保険を組み合わせた保険で、事業者向け(産業用)の保険制度となっています。
保証事例
- 【自機に関する補償】
操縦ミスにより着陸に失敗し機体が大破した。
- 【対人補償】
機体が歩行者に接触しけがを負わせてしましった。
- 【対物補償】
機体が他人の家屋に衝突し、屋根を損壊してしましった。
- 【盗難補償】
倉庫に保管していた機体が盗難に遭った。
個人利用・趣味利用の保険(ラジコン保険)
こちらの保険は個人利用・趣味でのドローン飛行の際の保険になります。
※業務使用時は保証対象外
当保険は、(一財)日本ラジコン電波安全協会の「ラジコン操縦士登録」をした会員向けに設けられた補償制度で、保険制度の加入のみを行う事はできません。
詳細は(一財)日本ラジコン電波安全協会のホームページより御確認下さい。